代表のかつての同僚が12年の時を経てPMAに入社した理由
2022.9.30
「人を大切にしないで、何を大切にするんだ。」
これが、株式会社PMAのモットー。
何か、とっても大切なことを言っている気がするけど、どんな想いが込められているんだろう?それを、このWantedlyストーリーの編集を任された、新入社員“いっくん”が、社員の皆さんへのインタビューを通して紐解いていきます!
第五弾は、2022年に中途入社した米広さんにお話を伺います。
––まずは米広さんのプロフィールをご紹介します。
大学では英語学を専攻。卒業後は、当時流行していたキムタク主演のドラマ『ラブジェネレーション』の影響で広告代理店に入社するも、未経験からの挑戦でなかなか力を発揮できず、向いていないと言われ半年で退職。後に、印刷商社に入社。精密機器のシール製造を主体とする一方、ノベルティーやイベント運営など、クライアントの要望を実現していくために自ら提案することも。
その後は、さらに企画の仕事を突き詰めるべく、マーケティングエージェンシーへ。キャリアを重ねていく中で、意思決定者の視座で物事を捉える機会が増え、さらなるスキルアップのために働きながらMBAを修了。クライアントの要望の実現だけではなく、マーケティングを通した課題解決を実現するべく、2022年にPMAへジョイン。
よろしくお願いします!さっそくですが、PMAに入社しようと決意した、一番の理由はなんですか?
前の職場よりも、自分の強みを生かせて、なおかつ取り組む領域を広げられると感じたのが大きな理由です。もともと代表の山口とは長い付き合いで、はじめは15年ほど前に働いていた老舗マーケティングエージェンシーでの同僚でした。その後、お互いの環境が変わってからも一緒に仕事をする機会が何度もあったんです。
コロナ禍もあって久しく連絡をとっていなかったのですが、山口から「そろそろうちにきませんか」と電話がかかってきまして、これがきっかけとなりました。前職で、企画の仕事に携わる中でスキルアップのためにMBAを取得したタイミングだったこともあり、より自分の強みを生かせたらと考えていた頃でした。
あとは「誰かの何かのために」仕事をするという考え方に共感したことも理由の一つです。自分自身も、「ワクワクするアイデアで世の中を笑顔に」というビジョンを持って仕事に臨んでいるので、働く環境としてピッタリだと感じました。
ーかつての同僚と再び同じ職場で働く……信頼関係を感じます!もし差し支えなければ、前職の退職理由も伺いたいのですが?
仕事に不満が…というわけではなく、せっかく取得したMBAを仕事でさらに生かしたいと考えたのが転職の理由ですね。
前職は社風として、社内でのヨコの連携がさほど必要ではない、個人商店な気質がありまして、良くも悪くも伸び伸びと仕事をさせてもらえていました。一人ひとりの自由度が高いぶん、自分から動き出さないと仕事の機会が掴めないという感じで、その社風もあって自らMBAを学ぼうという気にもなったんです。
前職がちょうど転換期を迎え、キャリアアップのチャンスもあったのですが、個人主義なこの会社よりも、もっと自分のスキルを生かすことができる場所があるのではと考えていたところ、山口から声をかけてもらったという感じです。
実際、PMAのほうが、若手社員の育成やマネジメントなど、これまでプレーヤーとしてやってきた仕事以外の部分で、MBAの学びを生かせています。
ー働きながらのMBA取得、そしてそれを生かした仕事へ。大きな一歩だったと思います。実際にPMAに入社されてからは、どんな仕事に挑戦されてきましたか?
プレイングマネージャーのようなポジションで、自分自身も売上や利益の目標数字を持ちつつ、他メンバーのマネジメントも担っています。
入社してから関わってきた案件としては、例えば飲食店のメニュー開発、PR施策の提案や、学校法人のメディアにおけるコミュニケーションルートの最適化、金融業界の企業のSNSコミュニケーションにおける発信コンテンツを検討するためのワークショップの運営など、多岐に渡ります。
最近では、アウトドアメーカーの新商品商談会の会場・運営コーディネートや、インキュベーション施設のコンセプト設計なども担当しています。制作フェーズというより、それより前の段階の企画の部分に携わることが多いですね。
ー新しい仕事への取り組みということで、新しい発見や成長などもたくさんあると思います。これまでの仕事の中で印象深いものはありましたか?
金融関係の企業のワークショップの案件は、僕自身、金融業界を相手にした仕事が初めてだったこともあり新鮮でした。SNSでどのように情報を発信するのかを考えるワークショップを運営しましたが、戦略の立て方をクライアントに教えるという経験は初めてでしたし、それをPMA社内のメンバーだけで完結させることができたのは、自分自身にとっても大きな経験でした。
ただHow toを教えてそれで終わり、では満足していただけないことはわかっていたので、クライアントのニーズの本質は何かを汲み取って形にしていくことを意識し、それを達成するためにどうすれば良いのかを考えました。なかなか考えがまとまらず苦しい時間もありましたが、乗り越えたことで得たものは大きかったと感じています。
ーそうしたお仕事をしている上で自分の中の成長が感じられたことはなんですか?
入社して半年ですが、「MBAでの学びをマネタイズすること」をテーマにトライアンドエラーを繰り返しています。自分ひとりで仕事をするのではなく、チームメンバーと協働し、案件が適切な方向へ向かっていくためのマネジメントをする。なかなか簡単にできることではないので、プレッシャーを感じる時間もありますが、毎日、会社を出る時には達成感で溢れています。その毎日の達成感こそが、一歩ずつ成長している証だと感じています。全てが描いたとおりにいくことはありませんが、小さな成功を見つけて、うまくいかなかった点は日々振り返って修正することで、日々前進しています。
ーそれでは最後の質問です! PMAで働くことの面白み・魅力は?
出社したくなる会社、というところですかね。雑談が多くて笑いが絶えず、トークのスピードが早すぎて、ときどきラジオを聴いているのかと思ってしまいます。そのぶん、風通しの良い雰囲気で、たとえば仕事で少し行き詰まったときは、質問すると社内の誰かが答えてくれるし、普段の雑談から仕事のアイデアやヒントをもらえることもあります。そこからクライアントに提案してみようなんてこともあるので、社内でのコミュニケーションがプラスに働くことが多いですね。一人では考えつかないことが実現できるのは面白みだと思います。
ーありがとうございました!
10名未満の少数精鋭の会社なので、一つの案件に対して個人の個性やスキルが求められるのが面白みだと思います。前職は社員数が多くて、「私の業務範囲はこれ」と決まっている一人一役という働き方が強かったので、そのギャップが今は面白いと感じています。自分にできること、やりたいこと、好きなことや追求したいことを前面に出して、強みを生かしていけば、どんどん面白い仕事ができるので、そこが魅力だと思います。
なるほど、ありがとうございました!
アパレルで培ってきたスキルを存分に生かしつつも、新しいことに挑戦し、新しい力を身につけようとする、そんな姿勢が垣間見えるインタビューでした。
少数精鋭だからこそできる仕事もたくさんあるはず。自分の強みを生かしたい、さらに自分の能力を磨いていきたいという人にはぴったりな会社なのかもしれません。
次回も、社員の方へのインタビューを通して、PMAがいったいどんな会社なのかを紐解いていきます。お楽しみに!