クライアントからメンバーへ メーカーから取引相手であるPMAに入社した理由
2022.8.10
「人を大切にしないで、何を大切にするんだ。」
これが、株式会社PMAのモットー。
何か、とっても大切なことを言っている気がするけど、どんな想いが込められているんだろう?それを、このWantedlyストーリーの編集を任された、新入社員“いっくん”が、社員へのインタビューを通して紐解いていきます!
第四弾は、2021年に中途入社した加藤さんにお話を伺います。
––まずは加藤さんのプロフィールをご紹介します。
学生時代はマーケティングを専攻。新卒で繊維の専門商社でテキスタイルの企画・営業を担当。二社目では、友人の経営する輸入小物の卸製造の会社にて企画職に就く。フリーランスとしてもファッションコーディネーターを経験し、その後、アパレルメーカーオンワード樫山にて国内、海外のブランドのブランディング、PR、オウンドメディア設計を担当。16年間の勤務を終え、2021年、PMAへジョイン。
その他、プライベートでは建築家ル・コルビジェのいとこであるピエール・ジャンヌレの家具や、ファッションブランド”tangenet”のブランドマネージャーとしての顔も持つ。
ーよろしくお願いします!さっそくですが、PMAに入社しようと決意した、一番の理由はなんですか?
人に魅力を感じたからでしょうか。
実は、以前アパレルメーカーで勤務していた頃、中長期的にPMAと一緒に仕事をしたことがあったんです。2017年からの付き合いだったのですが、そのときからPMAは人が良い会社だと感じていました。
一番それを実感したのは、クライアントである私を、会社内で昇格させるのが目標!と言ってくれたことです。一つの仕事をただ一緒にこなしてそれで終わり、ではなく、私の会社内でのポジションとか活躍を真剣に考えてくれている感じがしました。仕事のために仕事をするのでなく、人のために仕事をしている。それは、PMAの「人をたいせつにしないで、何をたいせつにするんだ」というモットーがあってこそなんだろうなと思います。
他にも、進行の中で困りごとがあって電話をかけると、いつでも親身に聞いてくれて。仕事の話以外にも最近気になることやハマっていることを話したり。心の距離が近くて、困ったときに連絡したくなっちゃう、そんな雰囲気をみんなが持っている会社だと思っていました。
あとは、代表の山口の仕事のスタンスにも共感できる部分がありました。とある撮影のとき、予算がなくてロケバスが出せなくなったことがあったんです。そうしたら、山口が私用の車を出してくれて、撮影がスムーズに進んで。私自身も、仕事って、いい意味でどれだけ公私混同して前向きに楽しめるかが大切だと思っていて、そんな姿勢に共感できたんです。
ー仕事のスタンスに対する共感が強い動機になったのですね。同じ志をもって働ける仲間は貴重な存在になりそうです。もし差し支えなければ、前職の退職理由も伺いたいのですが?
アパレルメーカーでブランディング・PRを16年間務めてきて、インポート、国内、メンズ、レディース問わず幅広く担当してきた結果、「自分にしかできないこと」はもうやり切ったという気持ちになって転職を決意しました。これまではメーカーという立場で新しいものを自信を持ってお届けするのが仕事でしたが、今度は逆の立場になって、メーカーの「こうしたい」を叶えるサポートをしてみたいと思ったんです。
あとは、アパレル以外の他の業界の仕事も経験してみたいと思うようになったのも理由の一つかもしれません。ファッションは大好きで、今もこれからもずっと好きでい続けるとは思うんですが、衣食住という人間のベースとなるものに関わりたい気持ちが出てきたんです。これは、料理人でレストランを営んでいた父の影響もあると思います。私自身も食べること、料理をすることが大好きなので、そうしたライフスタイルを形づくる仕事に広く携われたら良いと考えています。
ー今までにない挑戦を決意されての転職ということですね。勇気のいる決断だと思います。実際にPMAに入社されてからは、どんな仕事に挑戦されてきましたか?
例えば、アパレルメーカーのキャンペーン施策の企画をしました。年末のキャンペーンだったので、1年の感謝を込めたキャンペーンとして企画したのですが、「モノ」ではなく「コト」を贈るギフトキャンペーンにしました。パラグライダーや乗馬、お家ヨガ、プチエステなど、様々な選択肢の中から選べる形にして、老若男女を問わず、誰もが楽しめる企画を意識して立案しました。
ほかには、飲料メーカーの新商品ローンチにあたってのビジュアルイメージの設計、ロゴリニューアルに伴うコミュニケーションの設計なども担当しています。
ーキャンペーンの企画は、前職のアパレルでのPRも役に立っているのかもしれませんね。新しい仕事への取り組みということで、新しい発見や成長などもたくさんあると思います。これまでの仕事の中で印象深いものはありましたか?
ある飲料メーカーの商品のシーズンモチベーションに使うコピーをプレゼンしたときに、すごく気に入っていただけたことがあって。そのときは事前準備を入念にして臨んだので、達成感があったのを覚えています。なぜ、どのような意図をもってクリエイティブに起こしたのかを話すことで良さが伝わりやすくなることを実感しました。
飲料も、ただ美味しいとか、商品の特性はこうだとか、そういった機能を伝えるだけでは魅力が伝わらないと思うんです。その商品を通してお客様にどんな気持ちになってほしいか、どんな世界が広がるのかを伝えることが、人の心を動かし、興味関心につながるということに気がつきました。
ーメーカーの立場でプレゼンを受けるのと、実際にメーカーにプレゼンをするのとでは、同じプレゼンでも印象が全く異なりそうですね!
ーそうしたお仕事をしている上で自分の中の成長が感じられたことはなんですか?
全く知らない分野、業界のクライアントと仕事をする機会があり、もともとの知識がない分、クライアントの要望を理解しきるのが難しかったことがあります。そこで、中途半端に知ったかぶりをすることなく、恥を捨てて質問をしまくった結果、要望の理解に繋がったし、クライアントの方とのコミュニケーションも取りやすくなったんです。
そのとき私はクリエイティブ面を中心に進行、デジタル周りは他のメンバーに進行してもらったのですが、うまく要望をクリエイティブに落とし込めたのは、自分で新しい挑戦をしたからだと思っています。
ーそれでは最後の質問です! PMAで働くことの面白み・魅力は?
10名未満の少数精鋭の会社なので、一つの案件に対して個人の個性やスキルが求められるのが面白みだと思います。前職は社員数が多くて、「私の業務範囲はこれ」と決まっている一人一役という働き方が強かったので、そのギャップが今は面白いと感じています。自分にできること、やりたいこと、好きなことや追求したいことを前面に出して、強みを生かしていけば、どんどん面白い仕事ができるので、そこが魅力だと思います。
ーなるほど、ありがとうございました!
アパレルで培ってきたスキルを存分に生かしつつも、新しいことに挑戦し、新しい力を身につけようとする、そんな姿勢が垣間見えるインタビューでした。
少数精鋭だからこそできる仕事もたくさんあるはず。自分の強みを生かしたい、さらに自分の能力を磨いていきたいという人にはぴったりな会社なのかもしれません。
次回も、社員の方へのインタビューを通して、PMAがいったいどんな会社なのかを紐解いていきます。お楽しみに!